2023年11月30日
令和5年度の「こども環境教室~水のゆくえ~」が、11月2日いわき市内町小学校、汐見ヶ丘小学校、11月15日勿来第二小学校、11月21日好間第一小学校にて、(公社)福島県浄化槽協会主催、県浄化槽協会いわき支部・いわき市環境整備事業協同組合共催のもと開催されました。
4年生を対象に、我々の住む地球上の水の循環や人類が使える水の量などクイズ形式で学習した後、一度使われた水がどのように処理され自然に戻されて行くかを、生活排水処理設備である(内部構造が見える)浄化槽のカットモデルを通して学習し、
水の浄化に大きな役割を果たす多様な微生物を顕微鏡で観察したり、牛乳と醤油でどちらが生態系に影響を及ぼすかをパックテスト(COD測定)で比較した他、トイレットペーパーとティッシュペーパーを使った溶解実験では、人気の音楽に合わせ全員でシェイクを行い紙の種類によっては水に溶けないことを実感してもらうなど、浄化の仕組みや環境を守る大切さを知ってもらいました。
子供達からは、「微生物を初めて見ることができた」また、「醤油や牛乳、油で汚れた水に魚が住めるようにするには沢山の水が必要なので水を汚さないようにしたい」等目を輝かせて発表しており、組合としては今後もこの取り組みを継続したいと考えております。
※一部、写真の加工をして掲載しております