本組合は、いわき市内の16社の組合員により構成され、相互扶助の精神のもと、市内全域について区域割を設け、市民生活に直接的に係わる一般廃棄物収集運搬や浄化槽の保守点検・清掃等の業務を行っています。
「いわきの水環境を守ります」をスローガンに掲げ、市民サービスの向上並びに生活環境の保全及び公衆衛生の向上に努めています。
いわき市環境整備事業協同組合を代表してご挨拶申し上げます。当組合は昭和47年にいわき市内で一般廃棄物収集運搬業を営む業者が相互扶助の精神により、経済的地位の向上を図るため、中小企業等協同組合法に基づき設立されました。
当時はし尿の収集運搬業務が中心でしたが、昭和50年代後半から浄化槽の設置が急速に進み、徐々に浄化槽関連事業が大きくなってきました。平成13年には浄化槽法の改正により単独処理浄化槽(トイレの汚水のみ処理)の製造設置が禁止され、合併処理浄化槽(すべての生活排水を処理)のみが設置可能になりました。当組合は設立の翌48年に浄化槽清掃業の許可を取得し、浄化槽管理士の養成にいち早く取り組み浄化槽維持管理のパイオニアとして実績を積んできました。
現在は組合及び組合員16社で約4万基の浄化槽の維持管理を受託させていただいております。浄化槽の保守点検及び清掃業務に合わせて、水質の法定検査においては指定検査機関である公益財団法人福島県浄化槽協会と協力して、浄化槽の適正な維持管理に努めています。
また、いわき市生活環境部との連携により、浄化槽設置予定者に対して開催される浄化槽教室への講師派遣等に積極的に対応し、浄化槽の普及と適正管理の啓発活動をして参りました。
当組合はこれからもし尿の収集運搬業務及び浄化槽の維持管理業務を通して、いわき市の生活環境の保全と公衆衛生の向上のため適正業務に努めて参ります。
(令和5年1月現在)
区分 | 人数 |
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浄化槽管理士 | 19名 |
浄化槽技術管理者 | 12名 |
下水道第3種技術検定等 | 4名 |
第二種酸素欠乏危険作業主任者 | 7名 |
第二種電気工事士 | 5名 |
乙種第4類危険物取扱者 | 5名 |
二級ボイラー技士 | 4名 |
環境計量士 | 2名 |